福岡県新宮町の町立新宮東小学校(深浦親春校長、646人)が、`6|の接近で県内のほとんどの学校が休校した19日、県教委教育事務所や町教委の学校訪問を優先させて児童を登校させていたことがわかった。 学校側は結局、午前中に授業を中断して児童を下校させたが、保護者から苦情が出たため、授業を実施した経緯と謝罪の文書を20日、児童を通して保護者に渡す。 学校訪問は教育事務所や市町村教委が授業参観で教育課程や学習、生徒指導について助言、指導するのが目的。 深浦校長によると、19日早朝の天気予報などで台風の最接近は午後2時ごろになると判断。 教育事務所や町教委と協議して実施を決めた。 学校訪問の授業参観は2、3時間目だったが、台風の接近が早まったため2時間目途中の午前10時20分に中止し、児童を集団下校させたという。 風雨でずぶぬれになった子どももいて、学校や町教委に保護者から苦情が相次いだ。 町内の他の3小学校は同日朝までに休校を決めていた。 深浦校長は「学校訪問は教育内容のチェックが目的で、子どもにとっても有意義。 学校訪問の予定がなければ休校にしていた。 中止にしたら次回がいつになるかわからないこともあり、実施したが、雨でぬれた児童がいて、結果としてよくなかった」と話している。 (毎日新聞)[]