気象庁は25日、2003年の日本の平均気温や降水量、台風などの観測データを基に1年の天候を振り返る「気候統計値」の速報版を発表した。 北日本、東日本、西日本は10年ぶりの冷夏となった。 台風発生数は計21個と歴代3位タイで少なかったものの、発生した台風の半数以上が日本に接近する結果となった。 気象庁によると、1−3月ごろまでは気温変動が大きく、4−6月ごろは全国的に高温傾向だった。 しかし6−8月はオホーツク海高気圧の影響で北日本を中心に低温となり、北、東、西日本の平均気温は1993年以来の低さだった。 9、11月は東日本以西を中心に高温で、特に11月は記録的な高温だった。 一方、台風発生数は平年値(26・7個)を下回り、上陸も4号と10号の2個だけで平年値(2・6個)を下回ったが、日本への接近数は計12個と平年値(10・8個)を上回った。 5月31日に愛媛県宇和島市付近に上陸した4号は歴代3位となる早期の上陸を記録、8月8日に高知県室戸市付近に上陸した10号は北海道までの広範囲で大きな被害をもたらした。 九州に上陸した台風は4年連続でゼロとなった。 (共同通信)[]