和歌山県潮岬の南南東約300キロの太平洋上で4日正午に発生した`11|は、そのまま北に進み、同日午後10時半、徳島県阿南市付近に上陸した。 気象庁によると、中心気圧は994ヘクトパスカルで、最大風速20メートル。 台風を取り巻く発達した雨雲が紀伊半島から四国東部にかかっており、同庁は大雨への警戒を呼びかけている。 同庁によると、台風は今後も北上を続けて西日本を縦断。 5日朝には熱帯低気圧に変わり、日本海を北上する見通し。 6日午前0時までの24時間で予想される降水量は多い所で、近畿南部200ミリ、東海と近畿中部、四国、中国地方100ミリとなっている。 北緯30度以北の日本近海で台風が発生したのは、99年9月の`16|以来。 日本近海はこの時期には通常、太平洋高気圧に覆われているため、台風は発生しない。 しかし、現在のように太平洋高気圧が通常より東寄りにある場合には、日本近海が高気圧の縁になり、台風が発生可能な状況となるという。 【鯨岡秀紀】(毎日新聞)[]