`15|の影響で中・西讃地方を襲った局地的豪雨により、大野原町では19日も引き続き、住民が避難所での暮らしを余儀なくされた。 長引く避難生活。 住民らの表情には疲労の色が広がり始めた。 同町五郷地区の住民13世帯42人は19日、避難先の同町萩原、萩のふるさと会館で不安な朝を迎えた。 18日夕から避難している石川秀夫さん(81)は、「家は床下に水と泥がたまってしまっている。 こんなことになるとは思わなかった」と肩を落とした。 また、同町が出した避難勧告について、避難所の女性(33)は「広報車のアナウンスが水のごう音で聞こえなかった。 はっきり聞こえていれば、(避難が必要なことに)もう少し早く気づいたかもしれない」と話した。 19日も大雨が心配されたが、午後からは晴れ間も見え、自宅前の用水路などにたまった土砂をかき出す住民の姿も見られた。 同町五郷有木の男性(81)は、「倉庫から泥をいくら出しても、なくならない。 あと1週間はかかるだろう」と沈痛な表情。 午後には、避難世帯の大部分で断水が解除され、自宅に戻る住民も出始めたが、避難所に残る世帯も。 避難所でもう一泊することになった女性(75)は「とにかく家に帰りたい」と疲れ切った表情で話した。 【大西岳彦】 8月20日朝刊 (毎日新聞) -