◇週末催事の中止も相次ぐ `16|接近に備え、県庁で27日、市町村の防災担当者を集めた会議があり、懸念される高潮への警戒や被害情報の集約などを確認した。 また、週末の各地の行事も中止が相次いでいる。 28日から9月3日は大潮の期間で潮位は年間で最も高い。 下関地方気象台によると、台風は30~31日にかけ県内に最接近の見込み。 特に満潮時と重なる時間帯は、瀬戸内海沿岸部で高潮となる可能性が高いという。 県は市町村担当者に対し、住民への早めの避難勧告や自家発電施設の事前点検を指示。 最接近時は深夜に満潮となるため、日中に防潮水門の開閉作業を終えるよう呼びかけた。 讃井良典・県消防防災課長は「海岸部を持つ市町村は人的被害が起きないよう、万全の体制を」と要望した。 99年に死者3人を出した`18|は大潮の満潮時と重なり、山口宇部空港で滑走路が浸水。 空港機能が4日間停止した。 台風接近に伴い、週末行事の中止も相次ぐ。 29日に山口市で開催予定だった04年総合防災訓練(県や同市主催)を筆頭に、28日の秋穂町の第14回えび狩り世界選手権大会▽29日の下松市・笠戸島でのマリンイカダレース▽29日の周南市子どもまつり――などが中止。 萩市の萩八景観光遊覧船も28~31日、運休する。 29日夜、長門市の青海島シーサイドスクエアである五輪男子マラソン出場の油谷繁選手応援イベントは、29日朝に中止か実行かを決定する。 中止の場合は、同市中央公民館で開催の予定。 8月28日朝刊 (毎日新聞) -