東海地方を襲った`16|は、31日昼前に県内を通過。 最大瞬間風速が岐阜市で32・2メートル、高山市で33・6メートルを記録し、県内にも被害をもたらした。 ◇負傷者 県警によると、台風による負傷者は県内で4人。 30日午後7時55分ごろ、国府町宇津江の町道で、自転車で外出していた近くの男子中学生(12)が強風にあおられて転倒。 頭に約10日間のけがをした。 午後10時10分ごろには、岐阜市殿町のスーパーで、仕事を終えて帰宅しようとした同市内のパート社員の女性(61)が、強風で倒れた看板(高さ2メートル、幅0・8メートル)で頭を打ち、約1週間のけが。 また、各務原市蘇原緑町では31日午前0時ごろ、自転車の男性会社員(37)が転倒して軽傷。 瑞穂市宮田では同午前0時5分ごろ、突風で突然閉まった窓に右手を挟まれ、女性(45)が人さし指を切断する重傷を負った。 ◇避難 県災害情報集約センターのまとめによると、大雨による住民の自主避難者は、可児市、郡上市、坂内村など6市4町2村で33世帯58人に達した。 31日午前9時までに全員が帰宅した。 また岐阜市の長良川では午前6時50分、避難勧告の基準水位となる18・94メートルに達したため、長良地区と金華地区の451世帯約1300人に避難勧告を発令。 その後水位が下がり、同8時10分に解除した。 ◇停電 中部電力によると、県内では30日午後8時~31日午前9時までに、電線が破損するなどで岐阜市や各務原市、郡上市などで最大約1万8000世帯が停電した。 ◇通行止め 県警によると、31日午前1時55分ごろ、荘川村六厩(むまい)の国道158号で、倒木が道路をふさぎ、約4時間にわたり通行止めとなるなど、倒木や土砂崩れで7路線7カ所が不通となった。 また激しい雨の影響で、飛騨地方を中心に最大23路線30カ所で通行止めとなった。 【米川直己】 9月1日朝刊 (毎日新聞) -