長崎市付近に上陸した大型で強い`18|は7日午後、日本海に抜け、中国、四国地方などを暴風域に巻き込みながら、同海上を北東に進んだ。 8日朝には再び、北日本に接近する見込みだ。 警察庁のまとめなどによると、この台風の影響で、鹿児島、山口、岐阜の各県で計3人が死亡。 18県で144人が重軽傷を負った。 山口県と広島県では外国船籍の貨物船2隻が沈没・座礁し、乗っていたインドネシア人とみられる3人とロシア人2人の計5人が死亡、21人が行方不明となった。 世界遺産の厳島神社(広島県)でも、国宝の建物が倒壊する被害が出た。 気象庁の観測によると、`18|は7日午後8時現在、石川県輪島市の西北西約170キロの海上を時速約75キロで進んでいる。 中心気圧は955ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は40メートル。 中心の南東側310キロ、北西側190キロの範囲で、風速25メートル以上の暴風が吹いている。 広島市内では同日午後2時20分、過去の記録を塗り替える60・2メートルの最大瞬間風速を観測。 徳島県上勝町では同日午後3時までの1時間に44ミリの激しい雨が降った。 台風の北上に伴い、東日本や北日本では8日にかけて暴風や大雨の恐れがある。 同日午後9時までの24時間降水量は、いずれも多いところで北海道が200ミリ、近畿、東海、甲信各地方が100―150ミリに達するとみられる。 (読売新聞) -