気象庁は1日、富士山(3、776メートル)山頂にある富士山測候所(滝沢袈裟夫所長)を無人化し、1932(昭和7)年に中央気象台(当時)が臨時観測所を開設してから続けてきた職員常駐の幕を閉じた。 測候所は高層の気象データを連続的に記録し、65年の富士山レーダー運用開始からは太平洋上の台風監視に大きな役割を果たした。 自動観測技術の進歩で無人化が決まり、今年8月下旬には風向・風速や目視による天気の観測を廃止。 気温、気圧などの自動観測が続けられている。 99年には富士山レーダー運用を終了。 開設以来、4人の職員が滑落などで殉職した。 当初は9月30日に無人化の予定だったが、`21|の上陸で1日遅れた。 山頂で無人化のため最後の業務に当たってきた職員らは1日、庁舎の電源遮断工事などの後、下山した(共同通信) -