超大型で強い`23|は19日午後8時現在、鹿児島県・沖永良部島の南約30キロを、時速約30キロで北北東へ進んでいる。 強い勢力を保ったまま南西諸島沿いに北上、20日朝~夕にかけ九州から紀伊半島に接近・上陸し、そのまま本州を縦断する見通し。 上陸すれば今年10個目。 10月としては観測史上最多タイの2個目となる。 南西諸島から西・東日本の広い範囲で大雨となる恐れがあり、気象庁は大雨や暴風、高波、高潮への警戒を呼びかけている。 同庁によると、中心気圧950ヘクトパスカルで、最大風速40メートル。 中心の東側260キロ以内と西側240キロ以内で25メートル以上の暴風、800キロ以内で15メートル以上の強い風が吹いている。 20日午後6時までの雨量は多い所で▽四国太平洋側、大分県500ミリ▽九州南部、四国瀬戸内側、東海400ミリ▽近畿北部、山陰350ミリ▽近畿中南部、関東、甲信250ミリ▽山陽、北陸200ミリ▽大分県を除く九州北部、伊豆諸島、東北太平洋側、沖縄150ミリ――の見込み。 関東では21日にかけて大雨となり、特に20日夕以降に強く降る。 風も20日夕から強まり、予想される平均風速は最大で22メートルに達する見通し。 沖縄では波の高さが9メートルを超える猛烈なしけとなっており、20日には西・東日本の沿岸でも大しけとなる見通し。 台風の中心付近や西日本から東海の太平洋沿岸、瀬戸内海、大阪湾では20日昼過ぎから夜にかけて高潮の恐れもある。 台風の影響で日本航空と全日空は19日、沖縄を中心に国内線計約160便を欠航させた。 日本トランスオーシャン航空と琉球エアーコミューターの全便も欠航した。 【鯨岡秀紀】(毎日新聞) -