◇入荷最盛期のはずが品薄−−小売店は利幅減らし カット野菜で値ごろ感 台風や長雨の影響で、レタスやキャベツなど「葉もの」野菜が品薄となり、高いものでは価格が数倍に高騰している。 多くの産地から入荷するこの時期の高騰は珍しいといい、小売店では利幅を減らして店頭価格への転嫁を防ぐなどの対策に頭を痛めている。 ホウレンソウやコマツナ、大根の価格も上昇。 レタス(10キロ)は9月上旬、高値で2000円前後だったが、`22|が過ぎた先週末には7875円と数倍に。 市場への入荷量も2~3割減った。 例年は複数の産地から入荷する時期に当たり、安値気味に安定する。 しかし、今年は収穫期の早い産地がより早く収穫を終え、遅い産地では収穫のめどが立たず、結果的に品薄となった。 県内大手スーパー「いちやまマート」では、半分や4分の1に切った野菜を多く並べて値ごろ感を出したり、利幅を減らすなどして消費者へ負担を和らげている。 同スーパーの責任者は「チラシ掲載用の価格も事前に決められない」とため息。 買い物に来た甲府市内の50代の主婦は「無理して買わないようにします」と話していた。 市場関係者によると、今後もまとまった量の入荷があるか、めどは立っていないという。 【藤沢宏幸】 10月19日朝刊 (毎日新聞) -