◇住宅被害も続出 `23|が通過した20日、県内は強い風と雨に見舞われた。 行方不明1人、重軽傷者8人のほか、住宅被害や停電も発生し、交通網は終日混乱した。 県や県警によると、阿東町の男性(83)が午前6時ごろ、自宅裏山にマツタケ採りに入ったまま行方不明になっている。 けが人は、県の同日夕のまとめでは、重傷3人、軽傷5人。 菊川町久野の酪農業の男性(40)は午前8時ごろ、新築中の牛舎前で資材を移動していた際に強風にあおられ転倒、腰の骨を折った。 美東町では男性(58)が左足首を、下関市では女性(84)が右大たい部を骨折した。 他に下関市で2人▽山口・柳井・下松市で各1人が軽いけが。 建物被害は、住宅の一部損壊が萩市3棟、阿東町2棟、非住家の半壊が須佐町で2棟の計7棟だった。 住民の自主避難は、11市14町1村で193世帯262人に上った。 内訳は、周南市34世帯44人▽田布施町17世帯26人▽平生町14世帯21人▽防府市14世帯20人▽下松市12世帯19人▽下関市5世帯6人――など。 交通網はjrが県内の新幹線と山陽線、山陰線の一部、山口線と美祢線の全線で、午後を中心に一時運転を見合わせた。 山口宇部空港発着便は計8便が欠航した。 船の便もフェリーや離島航路など県内発着のほぼ全便が欠航している。 学校は午後2時現在、小中高校など計592校中、566校が臨時休校になった。 24校は授業を短縮した。 中国電力によると、停電は午後4時現在、延べ7万6758戸に上り、内訳は営業所ごとに山口3万434戸▽柳井1万4146▽防府1万364戸▽萩8528戸▽周南5468戸――など。 10月21日朝刊 (毎日新聞) -