◇観光名所、復旧の見通し立たず−−飛騨八景、国府町・桜野公園 飛騨地方のサクラの名所として知られる国府町広瀬町の桜野公園が、`23|による宮川の濁流で公園の半分近くを削り取られ、名物の桜並木3分の2が根こそぎ下流へ流された。 春には大勢の花見客でにぎわう観光名所が崩壊し、同町は復旧の見通しが立たずお手上げの状態だ。 桜野公園は旧国道41号沿いにあり、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、エドヒガンザクラなど約300本が毎年春に咲き乱れる花見の名所。 サクラとともに公園の南側を宮川が流れる風景は、飛騨八景の一つに数えられている。 地元民によると、台風が接近した20日午後6時ごろから宮川の水量が一気に増え始め、午後8時ごろから、普段、駐車場などに利用されている公園広場の岸が激しい水流に浸食され、樹齢を重ねたサクラの大木が次々と宮川に流され、消えたという。 【奈良正臣】 10月23日朝刊 (毎日新聞) -