`23|の影響による高波で決壊し、3人が死亡した高知県室戸市の菜生海岸堤防が2002年の調査で、津波で崩れる危険性を指摘されていたが、県は財政難などを理由に改修対策を取っていなかったことが5日、分かった。 県港湾空港局によると、県は2002年3月、南海地震の津波・防災アセスメントとして県内全海岸線約700キロを調査。 菜生海岸の堤防は完成から37年以上経過しており「劣化はしていないものの安定性は低く、転倒などの危険度が高い」と判断された。 県は改修を行わなかった理由について「アセスメント基準をクリアしたのは全海岸線の5%程度。 県単独で補修するのは財政的に難しかった」と説明している。 (共同通信) -