◇想定外の強風/地形・隣接建物/特殊な形状/強度不足/施工不良−−来年3月までに報告書 9月7日の`18|で屋根が損壊した山口情報芸術センター(山口市中園町)について、原因を究明する台風被害調査委員会(委員長、松井千秋・九大名誉教授)の初会合が8日、センターであった。 建築構造や耐風強度の専門家ら7人で構成し、来年3月までに報告書をまとめる。 運営は中立性を確保するため、日本建築総合試験所に委託し、原因究明と補修工事の妥当性の2点を協議する。 会議は非公開。 松井委員長は冒頭で「難しいこともあるだろうが、学術的、技術的に解明できると思う」とあいさつした。 終了後に記者会見した委員によると、原因の可能性として、(1)想定以上の強風が発生(2)地形や隣接建物の影響(3)特殊な形状の影響(4)固定金具の強度不足(5)施工不良――が挙がったという。 委員会は「最も可能性のある原因を調査する。 一つだけでなく、複合している可能性もある」とした。 また、設計業者が提出した資料では不十分として、次回までに資料やデータを提出し直すよう業者に要請した。 その際、原因を特定するための検証実験の実施も検討するよう、併せて要請したという。 【姜弘修】 11月9日朝刊 (毎日新聞) -