京都百貨店協会が16日まとめた京都市内6百貨店9店舗の10月の売上高は前年同月比3・1%減で、5カ月連続で前年同月実績を下回った。 相次ぐ台風の上陸で客足が落ち、平均気温も高かったためコートやブーツなど秋冬向け衣料が低迷した。 台風の影響額は少なくても全店で5億円以上とみている。 百貨店別では、ジェイアール京都伊勢丹だけが前年同月実績を上回り、同実績の更新記録を連続61カ月に伸ばした。 紳士服や家庭用品が堅調で、全体をけん引した。 前年同月実績を下回った高島屋、大丸、近鉄、阪急は衣料品の不振が大きく、藤井大丸は衣料品が伸びた半面、食料品が落ち込んだ。 品目別にみると、主力の婦人服が高島屋で同4・1%減、大丸で同4・3%減、伊勢丹で同1・9%減と不振だった。 食料品も、改装効果の出ている大丸以外は前年同月実績を下回った。 台風の影響は23号が近畿地方を直撃した20日に全店で閉店時間を早めたほか、22号が近づいた9日も入店客数が落ち込んだ。 2つの台風で大丸だけで約1億5000万円の影響が出るなど「全店で5億−10億円の影響が出た」(協会)とみている。 11月の売上高は10日現在、同9・0%減。 気温が高めの日が続き、秋冬向け衣料の売れ行きが低迷している。 (京都新聞) -