懇談する国松知事(左)と山田知事=大津市・コラボしが21 京都府の山田啓二知事と滋賀県の国松善次知事は12日、大津市内で懇談し、台風や地震による被害を最小限に食い止めるため、両府県の防災情報の共有システムをつくるとともに、共通する課題を両府県が一緒に考える協議会を設けることで一致した。 山田知事は、`23|による府北部の洪水に巻き込まれたバスやトラックに道路情報がうまく伝わらなかったことから、携帯電話を含めて「もっとリアルな情報を伝え合うシステムの開発が必要だ」と述べた。 その上で、救援物資を輸送する際などに両府県で防災情報を共有する必要性を訴えた。 国松知事は情報の共有化に同意し、「災害は止められない。 今年は『減災元年』でいこうと考えている」と述べた。 地方分権が進んで都道府県の在り方が変わるなか、国松知事は経済や教育などをテーマに「定期的に両府県で勉強し、協議する場を設けては」と提案した。 山田知事は「各部長ごとに交流が深まれば、互いの施策の質も上がる」と応じ、賛成した。 さらに両知事は、観光情報を携帯電話に送って外国人の京都旅行を支援する府の計画に、県の観光情報を提供することを検討する方向で一致したほか、第二名神で見直し区間になっている大津市以西の建設を国に働きかけることを確認した。 (京都新聞) -