広島市中区にある世界遺産・原爆ドームで、建物を保護する鉛の板が昨年9月の`18|でめくれ上がっていたことが分かり、同市は14日、修繕作業をした。 自然災害による修繕は初めてという。 市によると、鉛の板は2年前、建物を劣化から守るため、雨水が浸透しやすい窓台や天端と呼ばれる壁の水平部分に取り付けられた。 目立たない色で板を塗装するなど被爆直後の姿を残すよう配慮されている。 職人の男性は「世界遺産ということで制約は多いが、大切な物を守る名誉な仕事」と話した。 原爆ドームは「広島県物産陳列館」として1915年4月に完成。 被爆60年の今年、“90歳 を迎える。 市は3年に一度の「健全度調査」で傷み具合を調べ、必要な補修をしているが、長期的視野から永久保存の方策を検討している。 (共同通信) -