京都府の山田啓二知事は7日の定例記者会見で、2005年度当初予算案の概要を発表した。 予算規模は04年度当初予算比1・7%増の約8100億円で、4年ぶりにプラス予算となる見通し。 `23|の災害対応や三位一体改革の影響が増加要因で、これらを除く通常ベースでは1・8%減のマイナス予算。 厳しい財政状況から施策見直しや組織改革を進め、府債発行は04年度より60億円少ない1070億円にとどめる。 ■`23|復旧に230億円 山田知事は05年度予算の目玉として▽230億円の災害対策▽中1英数すべて少人数教育▽中小企業再生と誘致パワーアップ▽伝統産業支援のための匠(たくみ)の公共事業▽子育てサポートなど生活充実事業−の5つを挙げた。 災害対策は`23|で破損した道路や山林など約1500カ所の復旧事業や由良川など河川改修が柱。 教育充実では中学1年の英語と数学の全授業で少人数教育を実施するため教員を増やす。 また企業誘致を促すため現在5億円の産業立地補助金を20億円に拡充、中小企業再生支援融資制度も京都市と連携して新設する。 このほか「宇治茶ルネッサンス」(山城)、「『由良川憲章』(仮称)制定」(中丹)など広域振興局の地域づくり予算を初めて計上する。 山田知事は、災害対策を最優先に安心安全の府づくりに取り組む考えを強調。 「05年度は任期最後の年。 これまでの施策をパワーアップし、中長期的な視点で経営改革を着実に進める」と述べた。 (京都新聞) -