昨年9月の`18|で風倒木被害を受けた野幌森林公園(札幌、江別、北広島3市)を再生させるため、林野庁北海道森林管理局は今年度から市民が参加する森づくりを始めることを決めた。 また、森林の手入れに必要な場合を除き、伐採も凍結する。 同局は「世界に誇ることのできる自然豊かな都市近郊林を目指したい」としている。 この台風では、公園内の国有林約71ヘクタール(全体の約5%)が影響を受け、50年前の`195415|以来の被害をもたらした。 同局は昨年12月、専門家や市民団体代表らでつくる検討委員会を発足し、再生策を探った。 その結果、検討委は災害に強い森林づくりを導入するとともに、森林に対する市民の関心が高まっていることを重視。 「100年前の原始性が感じられる森」を基本理念に、今後の森づくりに市民参加を促していくことを提言した。 具体的な方法として、従来は木材生産を優先し1ヘクタール当たり約3000本植えていたが、地面に根が定着した災害に強い森林にするため、本数を半分以下に抑える。 また、植林と、自然の力で植生を回復させる手法で森林を再生する。 今後、同局は公園内での自然林を目指すほか、市民参加の森づくりについては4月中旬に植林を希望する団体や個人を募集し、雪が消える5月以降に植樹作業に着手する。 【田中泰義】 4月2日朝刊(毎日新聞) -