◇待望のゴールデンウイーク ゴールデンウイーク初日の29日、道内各地の観光・レジャー施設が相次いで今季の営業を始めた。 一時雨模様となった地域があったものの、全道的にまずまずの天候で、各施設や行楽地は連休を待ちわびた家族連れや観光客でにぎわった。 ■滝川・どうぶつらんど 滝川市泉町の「どうぶつらんど」が開園し、子供たちの歓声がこだました。 昨年9月の`18|で倒木が続出し、例年より2カ月早く閉園したため、7カ月ぶりの営業再開。 約200人が列を作った。 子供たちはクジャクやキジなどのケージの前で動物を観察したり、ポニーなどにニンジンを食べさせ、動物との触れ合いを楽しんだ。 87年の開業以来の入場者がこの日、60万人に達し、60万人目の小西恭輔君(6)=滝川第1小1年=に、市から無料パスポートと学用品が贈られた。 【高橋正博】 ■三笠鉄道村 三笠市幌内の観光名所「三笠鉄道村」が今季の営業を開始。 雨模様の中を家族連れや鉄道ファンが次々に訪れた。 昔の機関車や客車計45両などを展示し、北海道開拓を支えた「幌内鉄道」など、道内の鉄道史を紹介している。 売り物は1939年建造のsl「s―304号」の走行。 構内の線路約300メートル区間を往復するだけだが、本物のslに乗れるとあって人気の的だ。 黒煙と水蒸気を上げ、汽笛とともに動き出すと「石炭の煙のにおいが懐かしい」と喜ぶ声が聞かれた。 5月3~5日はフリーマーケットや大道芸、sl乗り放題などの催しがある。 【山田泰雄】 ■旭川・旭山動物園 旭川市の旭山動物園(小菅正夫園長)が05年度の夏季営業を始めた。 やや肌寒かったが、本州の団体客を含む約7700人が訪れ、人気のあざらし館やほっきょくぐま館は長蛇の列ができた。 開園式で同市の山上雅己助役は昨年度の入園者が過去最高の145万人に達したことに触れ、「動物の特徴を展示する努力の成果です」と魅力を強調した。 正門前ではホッキョクグマのイラストが描かれたモニュメントが除幕され、同園は「記念撮影の場に使ってほしい」とpr。 連休中は、jrギフト券や縫いぐるみなどが当たる抽選もある。 夏季(10月23日まで)の営業時間は午前9時半~午後5時15分。 【渡部宏人】 ■北大植物園 昨年9月の`18|で倒木の被害を受けた北大植物園(札幌市中央区北3西8)が約8カ月ぶりに開園した。 約13ヘクタールの同園は、約3000本の樹木のうち約600本が強風で倒れるなど、何らかの被害に遭った。 職員は29日の開園に間に合わせるため、総出で園内の整理に追われた。 自然林内の倒木は森の再生の様子を観察するため、あえて撤去しなかったという。 園内の水辺にはミズバショウの群生もみられ、訪れた市民はカメラを手に散策を楽しんでいた。 屋外の開園期間は11月3日まで(月曜休み、祝日の場合は翌日)。 【山田寿彦】 ■有珠山が山開き 伊達市、胆振管内虻田町、壮瞥町にまたがる活火山の有珠山(732メートル)が山開きした。 伊達市側にある登山道入り口には青空の下、道内各地から約50人の登山愛好者が駆けつけた。 菊谷秀吉・伊達市長は「00年の噴火後に再生させた緑を大切にしながら、登山を楽しんでほしい」と呼びかけた。 参加者は杖を片手に一斉に頂上を目指した。 同登山道は、片道1時間前後の道程。 山頂に「外輪山遊歩道」が完成し、銀沼大火口と噴火湾を一望できる。 【大谷津統一】 4月30日朝刊(毎日新聞) -