◇豪雨で不通の登山歩道、きょうから一部開通 昨年9月、`21|に伴う豪雨災害に見舞われた宮川村で、全線不通になっていた大杉谷登山歩道(全長14・1キロ)の一部(約3・5キロ)が復旧し、21日から一部通行可能になる。 全線開通はめどが立たず、5年以上かかる見込み。 県自然環境室は「復旧していない登山道は道が寸断されており、絶対に立ち入らないでほしい」と注意を呼びかけている。 大杉谷登山歩道は、宮川村の最西部と奈良県の大台ケ原とを結ぶ登山道。 日本有数の渓谷美で知られる景勝地で、県外からも多くの観光客が訪れる。 国の自然公園計画施設にも指定されている。 今回通行止めが解除されるのは、三重・奈良県境の日出ケ岳から、大台林道と交差する地点までの部分。 雨で流出した土を盛って階段を補修したり、倒木を撤去するなどの復旧工事が行われ、環境省が20日付で通行止め解除を認可した。 復旧した部分には奈良県の大台ケ原側からしか入ることができない。 同室によると、解除された区間はシャクナゲの自生地で、今がちょうど見ごろだという。 一方通行止めが解除されていない部分は、吊(つ)り橋が流されて道が寸断するなど被害状況は深刻。 復旧工事の資材を運ぶための林道が通行できず、手付かずの状態だという。 【鈴木顕】 〔三重版〕 5月21日朝刊(毎日新聞) -