城東区放出西3の平野川分水路で昨年10月、`23|の接近時に堤防の底から水が漏れ出した水害で、地元町会は24日、損害額の7割を府が補償する案に合意した。 府は当初、「天災」と責任を否定していたが、堤防の設計ミスが判明して「人災」を認めており、スピード決着となった。 府はこの日、浸水被害(床上10棟、床下109棟)を受けた住民を対象に地元説明会を開催。 異常気象に加え、土中に埋める堤防の根入れが浅かった設計ミスを謝罪し、学識経験者らで作る府の委員会が示した7割補償の方針を説明した。 住民から異論は出ず、被害額の個別算定は10月末までに行うことになった。 地元町会長の藤木馨さん(65)は「府が人災を認め、短期間で解決できた。 これ以上の要求は考えていない」と話し、府に原因解明を求め続けてきた浅田均府議は「住民が結束した結果、裁判を経ずに補償を勝ち取ることができた」と述べた。 【沢田石洋史】 7月25日朝刊(毎日新聞) -