九州西岸をなめるように北上した`14|は6日、各地で河川のはんらんや土砂崩れなどの被害をもたらした。 避難所に身を寄せた住民たちは、かたずをのんで台風が通り過ぎるのを待った。 降り始めから同日午前10時までの雨量が570ミリを超えた宮崎市。 市中心部を流れる大淀川が危険水位を超え、市は同日午前2時過ぎ、1万6143世帯の住民3万6497人に避難指示を出した。 市総合体育館に避難した自営業男性(48)は「広報車が避難を呼びかけたので、慌てて車に荷物を詰め込んで来た。 家の被害が心配」と、不安そうに携帯型ラジオに耳を傾けていた。 また、鹿児島県垂水市では、5日に自宅裏山が土砂崩れで埋まった後、連絡が取れなくなっている男性(53)について、県警と消防が対応を協議したが、「午前中は雨風が強くて手がつけられない」と捜索を断念した。 同県錦江町では6日午前7時ごろ、土砂崩れで住宅2棟が全壊、1棟が半壊しているのを、警戒中の町職員が発見。 半壊した家から逃げ出していた会社員男性(46)とその母親(84)を避難所の町中央公民館に搬送した。 2人ともけがはなかった。 このほか、同日午前7時までに、鹿児島、宮崎、大分、熊本、高知、徳島、三重の7県で計3万8407世帯に避難勧告が出た。 (読売新聞) -