日南市のサボテンハーブ園の売却について宮崎交通は5日、米良電機産業(本社、宮崎市)に同園の土地と建物を有償譲渡することで合意したと発表した。 契約締結は11月中旬の予定で金額は非公表。 同園は3月末から営業休止しており、再開時期は未定という。 両社によると、同園の休止後、米良電機が買収を打診。 宮交側は県外の複数の企業とも交渉したが「地元の事情に詳しく、再生に期待できる」として選んだという。 米良電機は来月に新聞広告などを通じて全国に「事業のアイデア」を公募し、施設内容や再開時期を決めるという。 会見で米良充典・米良電機社長は「観光だけでなく、青い海や空、サボテンを活用していろんな構想が考えられる。 女性や子供の利用客を中心に計画したい」と述べた。 塩見修・宮交社長は「(米良電機は)地元企業で宮崎を愛している企業。 再生を期待できる」と期待を述べた。 サボテンハーブ園(約17万4200平方メートル)には展示施設など計8棟(延べ約6000平方メートル)が建てられ、敷地内に130万本のウチワサボテンが植えられている。 一方、昨年10月23日の`23|通過に伴う豪雨によって崩壊、現在まで全面通行止めになっている日南市富土小目井線(旧国道220号)の土砂崩れ現場が、国の公共施設災害復旧事業として10月下旬から復旧工事が始まることになった。 サボテンハーブ園へのアクセス道路だけに地元関係者も喜んでいる。 同市土木港湾課によると、地滑りを起こしている約10万立方メートルの土砂を取り除き、20年3月までに完了予定。 事業費総額約9億円はほぼ100%国の金で賄われる。 【中尾祐児、甲斐喜雄】 9月6日朝刊(毎日新聞) -