◇県内被害 `14|は県内でも大きなツメ跡を残した。 最接近から一夜明けた7日、県などのまとめでは河川の浸水などで四万十市を中心に床下、床上浸水は約368戸に達した。 避難者数は延べ937世帯1695人に。 日赤県支部では要請を受け、救援物資を同市に搬送するなど対応に追われた。 高知地方気象台によると、降り始めからの総雨量は▽津野町870ミリ▽いの町869ミリ▽高知市269ミリ――など。 住宅被害も相次いだ。 四万十市や土佐市、越知町など9市町村で床上、床下浸水があり、いの町本川では土砂崩れで住宅が全壊した。 一方、運転を見合わせや通行止めが続いていた鉄道、高速道路、空の便などの交通機関は7日午後にはほぼ復旧した。 ◇一家総出で片付け−−四万十川増水、住宅浸水被害 四万十川などが増水し、四万十市災害対策本部によると、床上、床下合わせ約100棟の浸水被害が出た。 住民は7日朝から一家総出で使えなくなった畳や家財を運び出す作業に追われた。 四万十川の下流にある同市下田では、満潮と重なった6日午後8時ごろには床上10センチまで水が達した。 同市下田串江、板金塗装業、森年春さん(65)は「畳は上げていたが、水はあっという間に来た。 浸水する前に車は別の所に移動させていたが、こんな事は63年の台風以来」と振り返った。 同市佐田の主婦、佐田博子さん(52)は「見る間に母屋の1階の居間が水浸しになり2階に避難した。 恐ろしくて一睡も出来なかった」。 友人も手伝いに来て、泥に埋まった母屋を水で洗いながしたり、水に浸かった家具を干したりしていた。 【真明薫】 ◇ポスター掲示板も269カ所で再設置 また、台風の影響で撤去されていた高知市内の衆院選ポスター掲示板が7日、269カ所で再設置された。 9月8日朝刊(毎日新聞) -