◇道路25カ所不通 西日本を中心に豪雨をもたらした`14|の接近から明けた7日、県内でも各地で被害状況が判明した。 石井町で72歳男性が用水路に転落して死亡したほか、徳島市と鳴門市、牟岐町で計3人が軽傷。 つるぎ町や那賀町などで42棟が床上浸水するなど深刻な被害が出た。 明け方から県内の天候は回復したが、依然地盤が緩んでいる地域もあり、徳島地方気象台は引き続き土砂災害への注意を呼びかけている。 降り始めからの雨量は神山町旭丸で794ミリ。 那賀町木頭で778ミリ。 上勝町福原旭で611ミリ、徳島市では290ミリなど各地で9月の月間雨量を大幅に上回る数値を観測。 瞬間最大風速も徳島市で6日午後11時27分に41・8メートルを観測した。 県の午後3時現在のまとめによると、家屋の被害は、美馬市で住宅3棟が強風によって屋根が壊れるなどして一部破損したほか、吉野川支流の半田川の水があふれたつるぎ町半田地区など7市町で42棟が床上浸水、41棟が床下浸水。 土砂崩れや路肩決壊などで午後5時半現在で国道と県道合わせて25カ所が通行止めとなっている。 農業関係では、小松島市など17市町で田んぼが冠水。 ナスやナシなどにも落果などがあり、計約7600万円の損害が出た。 jrは午前中の大部分が運休。 徳島と和歌山を結ぶ南海フェリーは夕方までの上下17便が欠航した。 空の便も、東京線がjalの計3便、スカイマークエアラインズの計2便が欠航した。 【小野沢健一】 9月8日朝刊(毎日新聞) -