`14|で市内3カ所で土石流が発生し、5人の死者が出た垂水市では8日、避難勧告は解除されたが、断水が続いた。 水源地からの送水管が破損したことが原因。 市職員らが給水車で断水地区を巡回しているが、仮復旧は今週末の見込み。 市によると、水源地の取水口に石などがつまったり、付近の道路決壊で埋設された送水管が壊れた。 このため、8日午後5時現在、市中心部の上町地区、周辺部の柊原、海潟地区の一部を含む広範囲で断水。 市内全世帯約7900(約1万9000人)のうち約5000世帯(約1万2000人)に影響が出ている。 6日午後4時半ごろから続いている。 現在、市や自衛隊などの給水車約30台が午前8時から午後8時ごろまで2時間おきに給水活動にあたっている。 同市柊原地区で給水を受けていた女性(64)は「洗濯や食器洗いができなくて大変です。 早く元のように水がきてほしい」と疲れた表情で話していた。 また、同市は全域で交通網が寸断され、8日も全面通行止めの個所があり、復旧作業が続いた。 国道220号が500メートル、県道71号が新御堂で9キロにわたって全面通行止め。 市道にいたっては「まだ全体を把握できていない」(同市)ほど。 国道220号に関しては、土砂崩れのため、最大で牛根地区の11・9キロが全面通行止めとなっていたが、8日午後3時までに小浜地区の500メートルを残すのみとなった。 大隅河川国道事務所は、重機計50台を投入して復旧作業にあたり、集落の孤立状態は解消された。 残る500メートルは、山の沢から泥水が流れ込んでいるため、水路を作るなどして工事にあたっている。 一方、鹿児島国道事務所管内でも竜ケ水地区をはじめ、7カ所で通行止めとなったが、8日までに福山町中磯地区の片側通行(20メートル)を残すのみとなっている。 【新開良一、高橋咲子】 9月9日朝刊(毎日新聞) -