「日本の棚田百選」に選ばれている池田町中山地区で、深紅の花火のような彼岸花が鮮やかに咲き始めた。 例年なら稲が黄金色に実っているが、先日の`14|に備えて早めに稲を刈り取ってしまったところが多く、いつもとは少し違う棚田の風景。 時折、千枚田に咲く彼岸花を撮影するために訪れたアマチュアカメラマンの姿も。 棚田で野菜などを栽培している土庄町の堀本文平さん(72)は「棚田も昔に比べて作る人が少なくなった。 でもこの風景はいつまでも守っていかなければね」と話していた。 写真が趣味という堀本さんは、訪れた人にどこから彼岸花を撮影すればいいか、親切に教えていた。 10月9日には国重文の中山の舞台で農村歌舞伎の公演もあり、島の秋は深まっていく。 【秋長律子】 9月15日朝刊(毎日新聞) -