◇安全対策決まらぬまま 観光客への安全対策を巡り、管理する土地改良区が8月3日から放流を止めていた国指定重要文化財・白水ダム(竹田市)で、堰堤(えんてい)からの放流が再開された。 今月6日の`14|で川の流量が増したこともあり、放流を再開した上で組合と市側が安全策を引き続き協議している。 白水ダムは緩くカーブした堰堤を落ちる水流の美しさで知られる。 市は観光名所としてprしているが、管理する富士緒井路土地改良区(豊後大野市緒方町)が「安全対策が不十分」として、放流停止という強硬手段に打って出た。 その後、市が土地改良区との協議の中で放流再開を要請。 少雨による水不足もあって実現しなかったが、`14|の風雨で堰堤から水を流さざるを得ないほど川の流量が増加。 土地改良区もそのまま放流を続けることにした。 市はダム両岸に立ち入り禁止のロープを張った上で、柵を設けるなどの安全対策を土地改良区と協議中。 ただ、観光スポットとしたい市側と、「あくまで農業用の施設」とする土地改良区側とで考え方に隔たりがあり、具体的な対策のめどは立っていない。 【姜弘修】 9月24日朝刊(毎日新聞) -