昨年10月20日の`23|で被害を受けた洲本市鮎屋の災害復旧工事現場で、工事を請け負った市内の建設会社が産業廃棄物の瓦くずを違法に埋めた疑いが強まり、県警生活環境課と洲本署は29日、この建設会社の社長(71)を立ち会わせ、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで投棄場所の現場検証を始めた。 【登口修】 同課によると、現場は鮎屋川ダム下流の鮎屋川左岸沿いの私有地。 建設会社は今年5月、県洲本土木事務所から決壊した鮎屋川の護岸の復旧工事を受注。 社長は工事現場に重機が進入できるよう、現場に通じる進入路に、別の家屋解体で出た瓦くず約30トンを埋めるなどして不法投棄した疑いが持たれている。 この日午前9時から、捜査員14人が投棄現場を重機で掘り起こし、地中に埋められた瓦くずの量を調べたところ、瓦くずは進入路の延長約40メートル、幅約3メートルにわたって埋められ、厚さ約20センチの層になっていた。 私有地は近くの農業の男性(71)が所有。 元は田んぼで、`23|の際に市内から集められた堆積(たいせき)土砂が搬入され、積まれている。 男性は「(社長から)通らせてもらうという話はあったが、瓦くずを捨てるとは思ってもみなかった」と話している。 県洲本土木事務所によると、8月上旬に連合町内会関係者から「現場に瓦が捨てられ環境が悪くなっている」などと通報があり、同事務所では会社に瓦くずを撤去するよう指導し、瓦くずの一部を撤去させているという。 〔淡路版〕 9月30日朝刊(毎日新聞) -