◇ボランティア活動基金創設も 新居浜市で死者5人を出した昨年の`21|による災害から1年を迎えた29日、災害の記憶を語り継ぎ、防災に生かそうと「9・29イベント」が同市高木町の「ふれあいプラザ」であった。 市民有志らでつくる「新居浜災害を考える実行委員会」(永易英寿・委員長)が主催。 この日、昨年に市内で台風災害が起きた8月18日と9月29日を「新居浜防災の日」とし、ボランティアの活動資金などを積み立てる「新居浜災害救援活動基金」を創設することなどを決めた。 イベントでは永易委員長が「ボランティアの力で災害から復旧できた。 これからも市民レベルで助け合おう」などとあいさつ。 昨年の災害を経験した自治会やnpo関係者らによるパネルディスカッションがあり、市内の元自治会長で、老人ホーム施設長の井下堅さんが「市が避難場所にするのは公民館や体育館ばかり。 本当に安全なのは国が管轄する地域の福祉施設だった。 使わせてもらうまで交渉が大変だった。 お年寄りは洋式か身障者用トイレがないと避難できない」などと訴えた。 【高瀬浩平】 9月30日朝刊(毎日新聞) -