◇「やっと落ち着ける」 `14|の土砂災害で大きな被害が出た垂水市で14日、住宅が全壊した被災住民の仮設住宅への入居が始まった。 入居を希望した世帯は牛根麓、新城、中央地区で計12世帯27人。 住宅は市が9月21日から設置に着手し、14日までに完工検査などを終えた。 入居人数に応じて部屋数が最大3部屋あり、台所や風呂、トイレ、エアコンなどが付いている。 設置場所は、牛根麓地区は2カ所に計8世帯▽新城地区2世帯▽中央地区2世帯。 いずれも市有地や民有地の安全な場所に設けられた。 住宅32棟が全半壊するなど被害が最も大きかった牛根麓地区の農業、久徳政彦さん(87)は家族3人で入居する。 「災害後、近くの親類宅に身を寄せていたが、これでやっと落ち着ける」と安どした様子。 名古屋市から手伝いに駆けつけた二女さよ子さん(50)は「このままでは両親がかわいそう。 兄弟で家を新築してあげたい」と話していた。 仮設住宅への入居は07年10月までの2年間に限られている。 【新開良一】 10月15日朝刊 (毎日新聞) -