昨年10月の`23|による土砂崩れで死亡した玉野市民5人の「被災一周忌合同慰霊祭」が16日、玉野市宇野7の被災地で開かれた。 遺族や地元住民ら約130人が参列し、5人の冥福を祈るとともに、災害に強い安心な町づくりに向けて誓いを新たにした。 土砂崩れは`23|が上陸した昨年10月20日に発生。 裏山が崩れて民家7棟が全半壊し、5人が犠牲になった。 被災地は現在、復旧工事中で、今年度中に二つのえん堤が建設される。 また岡山理科大の指導を受け、降雨時の岩の動きを計測するgps(全地球測位システム)用のアンテナ台6基を現場付近に設置した。 慰霊祭は畑総町内会が主催。 ▽松田正敏さん(当時83歳)▽青井義一さん(同88歳)と妻竹尾さん(同84歳)▽上溝美智子さん(同76歳)と長男謙二さん(同52歳)の遺影が祭壇に掲げられ、参列者が次々に焼香した。 林哲治町内会長が「皆さんを失った悔しさと寂しさは今も心の奥深くにとどまっている。 安全で平和な町内を再現できるよう導いてほしい」と弔辞。 青井さんの二男桂吾さん(60)が遺族を代表して「自助、互助、公助の連携システムを一刻も早く構築し、安心して住めるようにしてほしい」と語った。 【佐藤慶】 10月17日朝刊 (毎日新聞) -