昨秋の`23|と今秋の`14|で危険水位を超えた佐伯市の番匠川について、沿岸の同市鶴岡(約4300世帯)の区長会は1日、川床を掘削して流れを良くするよう、国交省佐伯河川国道事務所と市に要望した。 23号時、番匠川の水位は同市弥生の観測所で危険水位を1メートル以上上回る観測史上最高の6・14メートルを記録。 14号時はこれを更に上回る6・28メートルとなり、周囲の山から流れ出る雨水がはけず、家屋や道路が浸水した。 区長会の小野格重代表(74)は「30年前に比べ、川底に2メートル以上砂利が集積した」と指摘。 西嶋泰義市長は「93年の本匠地区の山崩れが川に流れ込み、川床の様子が変わった感がある。 各振興局に情報収集を指示した」と話した。 一方、国交省佐伯事務所の檜垣裕・技術副所長は「定期的に測量しているが、全体的に川床が上昇した状況はない」とこれらの見方を否定した。 市自治委連合会は改めて掘削を要望する方針。 【降旗英峰】 11月4日朝刊 (毎日新聞) -