県は14日、県議会11月定例会に提案する一般会計補正予算など27議案を発表した。 一般会計の`14|災害の復旧予算は472億770万円に上り、県内の災害関係では過去最高になった。 内訳は、道路や農地などの復旧費約303億円▽災害救助費など関連費約169億円。 県財政課によると、災害復旧費以外に国の地方道路交付金が減額されるなどしたため、一般会計補正予算は総額470億7589万円となった。 一方、歳入の財源として県の財政調整基金を29億9000万円取り崩すため、総基金残高は今年度末で534億円になる見込み。 2010年度に基金が枯渇すると予測する「県中期財政収支見通し」の今年度末の残高488億円に迫っており、同課は「多額の復旧費のため、財政状況はいい方向には動いていない」と危機感を募らせている。 他の主な議案は、九州初となる森林保護などを推進する「県水と緑の森林づくり条例」▽事務作業の軽減のため、機材のリースなど5年上限で業者と長期契約を結ぶことが可能になる条例――など。 【中尾祐児】 11月15日朝刊 (毎日新聞) -