◇水谷さん方で見ごろに いなべ市員弁町坂東新田、農業、水谷重昭さん(68)宅の庭で、うっすらとピンクがかった白い花を咲かせる野生のコノハナザクラが見ごろを迎え、近所の人を楽しませている。 まもなく満開になるという。 コノハナザクラは山桜の変種で、野生のものが確認されているのは全国で4本しかないと言われている。 水谷さん宅のほかには、東員町に2本、京都府亀岡市で1本確認されている。 水谷さん宅の木は市の天然記念物で、樹齢150年以上とも言われている。 かつては樹高約30メートルもあったが、`195915|で幹が折れ、今は約15メートルに。 幹の一部は空洞だが、枝が広がり、毎年4月下旬に葉が出た後、木全体に綿をちりばめたように花を咲かせる。 水谷さんは「今年は花の数が多いようだ。 散ると、地面が花びらのじゅうたんを敷いたようになり、これも見応えがある」と話している。 【沢木繁夫】 〔三重版〕 4月23日朝刊 (毎日新聞) -