昨年9月の`14|の教訓を生かそうと、延岡市と宮崎市で21日、それぞれ防災訓練が行われた。 【甲斐喜雄、小原擁】 ◇宮崎 宮崎市では、消防分団員が救命ボートの操縦法などを学ぶ船艇訓練が、同市鶴島の大淀川河川敷であった。 分団員の船艇訓練は初めて。 大宮分団員20人、中央分団員14人、宮崎北消防署員が、ボートを実際に大淀川に降ろし、8人乗りのボートに順番に乗り込んで消防署員の指導で実際に操縦などをした。 同市は`14|の浸水被害を教訓に、救命ボート18艇を新たに倉庫などに配備した。 ◇延岡 延岡市の大瀬川左岸河川敷では、避難誘導や土砂搬送、土のう作りなどに約500人が汗を流した。 `14|では、五ケ瀬川左岸の堤防道路・国道218号が越水し、岡富、古川、松山3町で床上浸水423戸、床下浸水67戸の被害が出た。 同市内全体では5カ所が越水して、計1714戸が床上、床下浸水した。 現在は、市内各地で自主防災組織の結成が急がれている。 この日は別府町や塩浜町などの自主防災組織から計78人が参加、図上訓練後、水びたしの中という想定で、決められた手順で避難した。 国交省延岡河川国道事務所は、現場で短時間に板を並べて水を食い止める簡易パラペット工法を試みた。 市内58の消防団員160人は、土のうを作り、改良型の土のう積み工法を実施した。 約200人の市民が実施訓練に見入っていた。 5月22日朝刊 (毎日新聞) -