◇住民らもポンプ操作 国道448号の地滑りで市街地との交通が遠回りになった串間市大納・名谷地区で11日、孤立を想定した緊急の防災訓練が行われた。 両地区は南側の小崎で起こった国道の地滑り崩落で市街地との交通が遮断され、さらに北側の名谷トンネル付近も一部路肩が決壊しており、大雨や台風の際は孤立する恐れが出ている。 訓練は市消防本部が実施した。 地区内で火災や事故が起こった場合に消防車や救急車の到着が遅れることや、孤立した場合には住民が自力で救助活動しなければならなくなることを想定した。 訓練には両地区(49戸141人)の世帯主ら約40人が参加。 消火器を使った初期消火や、止血法などけが人の手当て、地区に配備されている小型消防車のポンプ操作、防災無線の使い方などを練習した。 川口久幸・大納区長は「国道が復旧するまでには相当な時間がかかりそう。 住民自身が地区を守る覚悟でいなくては」と表情を引き締めていた。 【塩満温】 6月12日朝刊 (毎日新聞) -