◇県環境技術実証委 大洲市肱川町と西予市野村町にまたがる鹿野川ダムのダム湖で昨年、水かくはん装置「ジェット・ストリーマー」を使ってアオコ発生を抑える実験の成果を検証する「県環境技術実証モデル事業技術実証委員会」(会長、立川涼・県環境創造センター長)がこのほど県庁で開かれ、今年度の実験内容などを話し合った。 装置は大分市の石井工作研究所が製作。 いかだにポンプなどを積んで浮かべ、ダムの水を吸い込んでオゾン入りの空気を混ぜ、水底に設置したノズルにホースで送り込んで噴射。 周囲の水を巻き込んで水流を作る。 国内外のため池や養殖場のアオコ防止に使われているが、鹿野川ダム(容積4820万立方メートル)のように大規模な水量で本格実験をするのは初めてという。 昨年度は4基設置。 8月12日~9月16日と10月1日~11月11日の2期に分け運転したところ、水温や湖底の溶存酸素の測定で、かくはん効果がみられた。 しかし9月6日に`14|の豪雨で湖の水が大きくかき混ぜられ、十分なデータが得られなかったことから、今年度も実験することになった。 【古谷秀綱】 6月15日朝刊 (毎日新聞) -