梅雨前線の活動が活発化し、県内でも14日夜から15日日中にかけて大雨となった。 宮崎地方気象台によると、14日午後7時から15日午後5時までの総雨量はえびの市で280ミリ、日南市で255ミリだった。 200ミリを超す雨量を観測したのは今年初めて。 130ミリだった宮崎市では一時住民が避難し、串間市でも地区の孤立に備えて警戒態勢が取られた。 【関谷俊介、塩満温、小原擁】 ◇避難◇ 宮崎市田野総合支所は15日午前11時半、昨年9月の`14|で大規模ながけ崩れが発生した鰐塚山周辺の持田地区(6世帯14人)に避難勧告を出した。 同支所によると、午前10時から21ミリの時間雨量を観測するなどしたため、勧告を出した。 6世帯12人が町文化会館などに避難した。 また、勧告の前段階として、同地区に加え、松坂・築地原地区(24世帯69人)に対して、市の防災計画に新設された「避難準備情報」を初めて出した。 ◇孤立回避◇ 串間市街地と結ぶ唯一の生活道路の国道448号が同市大納小崎付近の地滑りで寸断されている大納・名谷地区では、市消防本部が14日から救急救命士ら署員2人と消防車、救急車各1台を派遣。 大雨による地区の孤立に備えた。 15日夕から天気が回復したため、孤立は回避されたが、市は当分の間、両地区に派遣した署員らを交代勤務で常駐させる。 ◇交通◇ jr日南線は一部区間で15日午前8時58分から運転を見合わせたため、部分運休を含む計3本が運休した。 6月16日朝刊 (毎日新聞) -