◇コンマーシャル倶楽部も 社会人野球の第33回日本選手権(日本野球連盟、毎日新聞社主催)の1次予選県大会は第5日目の18日、`13|の影響による強風で砂ぼこりの舞う中、新潟市の鳥屋野野球場で準決勝2試合と決勝が行われた。 昨年の覇者・バイタルネットが今年も県大会を制し、準優勝を果たした新潟コンマーシャル倶楽部と共に北信越大会への出場を決めた。 また、最優秀選手賞にバイタルネットの染井典明内野手、敢闘賞に新潟コンマーシャル倶楽部の泉田靖雄投手、最高打撃選手に13打席9打数5安打(打率5割5分5厘)のバイタルネット、佐藤英司選手が選ばれた。 北信越大会は10月5日から長野市の長野オリンピックスタジアムで行われる。 【黒田阿紗子】 ……………………………………………………………………………………………………… ◇コンマー打線沈黙 ▽決勝 バイタルネット 100010222=8 000000000=0 新潟コンマーシャル倶楽部 (バ)佐古、中山、田中―大地 (新)泉田―柳沢栄 ▽二塁打 吉田昌(バ) バイタルネットがすきを見せず。 新潟コンマーシャル倶楽部を0点に抑えた。 投げては先発・佐古が五回を8奪三振、被安打0、無失点の好投で勝利を引き寄せた。 七回には、左前適時打を放った五十嵐が一塁を飛び出し挟殺されそうになると、三塁の吉田昌がホームめがけて好走塁を見せるなどし、順調に点を重ねた。 新潟コンマーシャル倶は四死球で出塁したものの、敵の継投に打線が沈黙した。 ◇スピリット惜敗 ▽準決勝 ファイティング・スピリット 102100020=6 10000620×=9 新潟コンマーシャル倶楽部 (フ)細野―相田 (新)柳沢大―柳沢栄 ▽三塁打 柳沢栄(新) ▽二塁打 相田2、五十嵐、碓井2(フ) 新潟コンマーシャル倶楽部は3点を追う六回、ファイティング・スピリット先発・細野の乱調などに乗じて出塁。 犠打を絡めて6人連続でホームに帰り、逆転した。 八回には柳沢栄の右中間三塁打などで更に2点を加え試合を決めた。 ファイティングは八回、碓井の適時二塁打などで2点を返して粘ったが、残塁15と好機を生かせず、追いつくことができなかった。 ◇セキュリティ大敗 ▽同 日本ベースボールセキュリティ専門学校 0000000=0 348300×=18 バイタルネット (七回コールド) (日)成田、相田―池田 (バ)平田、中山―大地 ▽本塁打 染井、池田、伊藤、五十嵐(バ) ▽二塁打 染井、松田、魚野(バ) 余裕の試合運びで大量点を奪ったバイタルネットがコールド勝ち。 初回1死一、二塁、染井の3点本塁打で流れに乗ると、二回、池田が3点本塁打を放ち、三回には伊藤の2点本塁打など6本の長短打、四つの盗塁などで8点を奪い圧倒した。 日本ベースボールセキュリティ専門学校は3安打放ったがホームは遠く、バイタルの継投に抑え込まれた。 ◇楽器で常連客応援 ○…トランペットを片手にバイタルネット応援団を仕切るのは、新潟市蒲原町の居酒屋「やきとり大蔵」の主人、近藤定雄さん(55)。 今春から、楽器を演奏できる野球ファンの常連客と一緒に「新潟の社会人野球を盛り上げよう」と応援団を発足した。 店は三富一彦監督や河本泰之・コーチ兼選手などの行きつけという。 楽器付きで社会人野球を応援するのはバイタルだけで、スタンドもひときわ盛り上がっていた。 近藤さんは今大会に合わせ、選手全員、監督、イニング別にオリジナルの応援歌を30曲以上作曲。 半年間かけた力作だ。 三富監督も「心強い」と喜ぶが、トランペットを吹く胎内市の運転手、木村和久さん(32)は「たくさんあってまだ覚えきれない」と頭をかく。 9月19日朝刊 (毎日新聞) -