◇県内けが人は重傷1人、軽傷11人 県が18日午後3時現在でまとめた`13|による道路や橋など公共施設への被害は計3億3100万円に達した。 このほか、収穫を前にした水稲なども被害が判明。 台風によるけが人は計12(重傷1、軽傷11)人だった。 防府市の三田尻中関港では、野島行き航路の浮桟橋(コンクリート製、長さ32メートル・幅10メートル)の海中チェーンが切れ、一部が沈んだ。 岩国市や美祢市などでは、山崩れやがけ崩れが計10カ所で確認された。 強風で倒れた木や土砂が道路をふさぐ被害も目立っている。 また県立学校では、水産高校で体育館のガラスが割れるなど計36校で被害を確認。 このほかに農業試験場のハウスが破損するなど県有14施設で被害が報告された。 県農業振興課によると、下関市や山口市などでは刈り取りを前にした水稲が強風で倒れる「倒伏」や、防府市や宇部市では風で巻き上げられた海水が穂に付着する「潮害」がみられるという。 山口市では植え付けを終えたばかりのブロッコリーの苗が風で飛ばされたほか、10月からの収穫を控えた岩国レンコンや萩市のダイコンも葉や茎が欠けた。 果樹もナシやカキ、リンゴに落果が生じている。 【佐藤丈一】 ◇防府ではバスが水田に転落、横転 また、防府市では17日午後8時すぎ、同市上右田和田の県道で、防府市のjr防府駅発山口市徳地の「堀」バス停行き防長交通の定期バスが道路左側約1メートル下の水田に転落、横倒しになった。 乗客は乗っておらず、運転士(49)にもけがはなかった。 現場は佐波川右岸に近い直線道路。 運転士は「佐波川方向からの強風にあおられた」と話しているという。 【北元和生】 9月19日朝刊 (毎日新聞) -