◇果樹園で相次ぐ落果 17日、九州北部を直撃した`13|は、県内で死者1人、重軽傷68人、一部損壊も含めた家屋被害約770棟(18日午後4時現在、県まとめ)をはじめ果樹など農作物にも大きな被害を出した。 一夜明けた18日は、各地で復旧作業や後かたづけなどが行われた。 県災害対策本部によると、瀬高町でコンテナの下敷きになって男性(39)が死亡。 強風で転倒した福岡市の女性(86)と屋根から転落した北九州市の男性(56)が骨折。 66人が割れたガラスや強風で飛んできた物で顔や頭などに軽傷を負った。 住宅では、大川市で民家1棟が全壊、直方市など2市4町で計7棟が半壊、一部損壊は計763棟にのぼった。 道路は那珂川町など4カ所で陥没し、地滑りとがけ崩れも1件ずつ報告があった。 自主避難も相次ぎ、27市37町3村で最大4616世帯8202人が公民館などに避難。 停電も17日午後9時のピーク時には26万2800戸(全世帯の0・9%)にのぼった。 【米岡紘子】 ◇大濠公園、折れた樹木撤去へ 17日午後7時38分、中央区で最大瞬間風速49メートルを観測するなど暴風が続き、福岡市内では街路樹が折れたり、建物や商店の看板などが損傷する被害が相次いだ。 中央区の大濠公園では、池の周囲の柳を中心に45本が完全に倒れ、60~70本が幹の途中から折れた。 県は18日、市内の造園業者などに依頼して、ジョギングコースをふさいでいた倒木などの撤去作業を始めた。 博多区御供所町の住宅密集地では、通信機器会社の木造2階建て事務所兼倉庫が全壊。 従業員らは総出で撤去作業に取り組んだ。 博多区浦田地区(89戸)では、停電のため加圧ポンプが停止し、17日午後8時から約7時間半にわたり断水した。 〔福岡都市圏版〕 9月19日朝刊 (毎日新聞) -