17日に県内を襲った`13|により、有明海沿岸で生産される米や大豆が塩害に見舞われ、収穫量や品質に深刻な影響が懸念されている。 強風で潮風が吹き付けた一方、雨が少なかったため、作物には塩分が付着した状態。 県や沿岸市町は塩分濃度や被害面積など、塩害の全容を調査している。 県農産課によると、米は塩分で脱水症状を起こし、実の詰まりや生育が阻害される。 成熟期にある「ヒノヒカリ」や、実り始めたもち米への影響が心配される。 また、大豆も塩分で葉やくきが枯れたり、実の成長が止まるなどの症状が起こる恐れがある。 13号の通過後も晴天が続き、作物の抵抗力が落ちて病害虫も付きやすくなるため、県などは作物のこまめな管理や害虫の防除を呼びかけている。 白石町農政課によると「塩害は町の全域に広がっており、台風のためハウスを開けていた施設園芸の苗も被害を受けている」という。 川副町農政課も「被害は全域。 今日見て回ったが、台風が通過した直後より、枯れるなどの症状がひどくなっている」と話していた。 【姜弘修】 9月21日朝刊 (毎日新聞) -