長崎市は5日、`13|の農業被害に対する緊急対策を発表した。 ビワやミカンなどの果樹の塩害が深刻だとして、6日から10日間程度、被害を受けた果樹に水をまく農家に無料給水を11カ所で実施する。 県内では台風に伴い、塩分を多く含んだ海水が風に巻き上げられて沿岸部の農作物に降りかかったうえ、雨量が少なかったため塩分が洗い流されないまま農作物に被害が出ている。 このほか同市は、県が6日の県議会に提案するビワ、ミカンに対する次期作支援補助金で市として3分の1を負担する。 被災した農業施設・設備の復旧や収入減を受けた低利融資も新設する。 伊藤一長市長は「市の農業被害総額は17億円を超える見込み。 特にビワの被害額は13億円余りで全体の75%を占める。 日本一の生産量を誇る長崎のビワが、来年は(例年の生産量の)20%に落ち込むとも言われている。 早く復興するよう努力したい」と話した。 【横田信行】 10月6日朝刊 (毎日新聞) -