◇県内は110カ所−−内規違反 四国電力(本店・高松市)は16日、同社の電柱に電線を固定する鉄製部品「アーム」のうち、カーブの道路では使わない内規がある「垂直アーム(槍(やり)出し型)」を設置した事例が659カ所あったと発表した。 アーム部が長いため根元にかかる負荷が他の型に比べて大きく、折損する可能性があるため、3月までに取り換えを完了するという。 四電によると、愛媛県愛南町で05年9月、国道56号沿いに並んだ電柱のアーム(重さ39キロ)3本が`14|の通過中に根元の溶接部から折れ、高圧電線と共に落下し、2469戸が最大11時間以上停電。 3本のうち最初に折れたと思われるアームが内規違反の「槍出し型」と判明した。 このため、同型の4万本を調査し、▽香川110▽徳島44▽高知96▽愛媛409――の個所で違反事例が見つかり、カーブでの強度がより強い「垂直アーム(引き留め型)」や「水平アーム」へ順次取り換えた。 四電は「内規の運用を徹底する」としている。 また、95年以前製造の槍出し型アームの一部に内部に水がたまり、さびやすくなるものが約1300本見つかり、約700本を取り替えた。 3月末までに完了する。 さびが原因で折れた事故は、00年12月に鳴門市内であったという。 【吉田卓矢】 2月17日朝刊