四国電力(本店・高松市)は16日、同社の電柱で電線を固定する鉄製の部品「アーム」のうち、道路のカーブでは使わないとの内規がある「垂直アーム(槍(やり)出し型)」を設置した事例が659カ所あったと発表した。 アーム部が長いため、根元にかかる負荷が他の型に比べて大きく折損する可能性があり、3月までにはすべて取り換えを完了するという。 四電によると、愛媛県愛南町で05年9月、国道56号沿いに並んだ電柱のアーム(重さ39キロ)3本が、`14|の通過中に根元の溶接部から折れ、高圧電線と共に落下、2469戸が最大11時間以上停電。 3本のうち最初に折れたと思われるアームが、内規違反の「槍出し型」と判明した。 このため、同型の4万本を調査した結果、高知県内96カ所で違反が見つかり、よりカーブでの強度が強い「垂直アーム(引き留め型)」や「水平アーム」へ順次取り換えた。 四電は「内規の適正運用を徹底し、災害の未然防止に努めたい」としている。 【吉田卓矢】 2月18日朝刊