経営を断念した県の第三セクター・高千穂鉄道の運行再開を目指す民間の「神話高千穂トロッコ鉄道」の興梠亘取締役らが5日、東国原英夫知事を表敬し、経営支援を陳情した。 知事は「(再開後に)経営黒字化すれば、十分に支援できると思う」と当面、トロッコ鉄道の取り組みを見守る考えを繰り返した。 高千穂鉄道は一昨年9月の`14|災害で被災し、経営を断念した。 清算業務の一環として同鉄道は先月、一部区間の高千穂―槙峰間の営業権をトロッコ鉄道に無償譲渡する方針を示した。 だが、譲渡にはトロッコ鉄道が国の事業認可を得るのが条件で、経営資金の確保など事業計画作成を急いでいる。 知事に事業計画案を手渡した興梠取締役は会談後、記者団に「計画案には黒字化のめどは盛り込んでいない。 内容は県などと協議しないと公表できない」と述べた。 【中尾祐児】 3月6日朝刊