16日に門別競馬場で行われたホッカイドウ競馬の能検で、新種牡馬グレートデンヒルの産駒タズネテオタル(牝2、佐々木)が合格した。 800メートル53秒7で3位入線。 父は26戦未勝利ながら、血統と台風から助かった強運を認められ種牡馬入りした。 産駒は2世代で6頭と少ないが、活躍が期待されている。 グレートデンヒルが被災したのは、03年に日高地方を襲った`10|。 休養していた新冠町の牧場で濁流に巻き込まれ、約3キロ流されながら生還した。 けい養先の太平洋ナショナルスタッドの田村義徳場主(53)は「強運にも木に引っ掛かって助かった。 ケガで競走生活は無理だったけど、血統はいいし、この生命力を2世に伝えることができたら」。 父が名種牡馬デインヒルという血統もあり、目立った競走実績はないが種牡馬になった。 タズネテを含めた同世代の産駒は5頭で、同じ道営に入厩したデンヒルダンス(牝、谷口)は、11日の能検で1位入線で合格している。 2世代で産駒は6頭。 「現在、種牡馬活動を休止中ですが、この子らの活躍を見て復帰も考えています」と田村場主。 奇跡の種牡馬が送り出した2世に注目だ。