◇「細心の注意を」 11日の大雨は、住宅の全壊や床上浸水、道路の通行止め、列車の運休など、県民生活に大きな爪あとを残した。 鹿児島地方気象台によると、九州南部は12日も未明までは局地的に激しい雨が降るが、日中は小康状態を保つという。 だが14日には`4|が九州に上陸する可能性があり、同気象台は「これまでの豪雨で地盤が緩くなっているため、細心の注意を払って」と呼び掛けている。 県危機管理防災課によると、12市14町1村に土砂災害警戒情報が発令され、11日午後4時現在、4市3町1村で解除されていない。 9市8町の69カ所で土砂崩れが起き、国道4カ所、県道16カ所で通行止めとなった。 住宅では、南大隅町など1市2町で11棟が全半壊などの被害を受けた。 指宿市と南大隅町では28棟が床上浸水。 同市など3市5町で58棟が床下浸水の被害を受けた。 鉄道では、jr九州が九州新幹線の運転を一時見合わせたほか、鹿児島線など4線で118本が運休するなどして計約2万3000人に影響した。 肥薩おれんじ鉄道も、一部区間で運休、約2000人に影響した。 【福岡静哉】 7月12日朝刊